大阪の桐たんす職人、喜んでハマる

2017-04

桐たんす お求めの折りに - 2013.09.29 Sun

これまでも、桐たんすの別注の紹介させてもらってますが、
例えば、こんなアレンジがあります。

幅38寸の時代仕上げ、牡丹の金具が魅力的なこんな定番品。
桐箪笥 時代仕上げ
   (この記事の写真は全てクリックにて拡大します)

中はこのように‥
桐箪笥 時代仕上げ
   (この記事の写真は全てクリックにて拡大します)
オーソドックスな桐箪笥の形態です。


この桐箪笥を展示会でご覧になられて、別注されたのがこちら!

桐箪笥 時代仕上げ
   (この記事の写真は全てクリックにて拡大します)
全体の奥行きが約2寸(6㎝)大きくなっていまして‥

扉の中に、通常の奥行きの引き出しを入れるアレンジです。
桐箪笥 時代仕上げ
   (この記事の写真は全てクリックにて拡大します)

扉4枚!

金具のアップをごらんいただきまして。
桐箪笥 時代仕上げ 桐箪笥 時代仕上げ
   (この記事の写真は全てクリックにて拡大します)


  掛け軸を入れる桐たんす、なのだそうです。

     wasou1.gif  
  
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金具は「桐たんす」のいのち? - 2012.06.03 Sun

桐たんすを選ぶ上で「金具」は大事です。桐たんすの印象の、大きなウエイトを占めますよね。

特に開き戸の金具は、桐たんすの顔と言えるかも知れません。
     kana0.jpg
(今回の写真は全てクリック拡大します。 気になる金具は拡大してごらんください!)
     
実にたくさんの種類があるのですが、人気のあるものを幾つかのせて見たいと思います。


今も昔も、最も人気のあるのが「桜に御所車」でしょう。
そして、これは機械掘り手彫りという種類があります。
   桐箪笥   桐箪笥 金具
  (クリック拡大します)


絵が描かれたものでなく、透かし掘りというのも昔からの定番です。
モチーフは繁栄を表す「から草」が使われることが多いです。
また、透かしの下に「座」と言われる台座のあるもの、ないものなどがあったりします。
   桐箪笥 金具   桐箪笥 金具
  (クリック拡大します)


花もモチーフになることが多いですねえ。 「幸せ草」と「牡丹」です。
   桐箪笥 金具   kana6.jpg
  (クリック拡大します)


「との粉仕上げ」でなく「時代仕上げ」の桐たんすには、それに合う色のものが付いています。
   桐箪笥 金具   桐箪笥 金具
  (クリック拡大します)


こんな角型や、房の色の違うものもあったり。 右の金具は一つ上と同じ金具のメッキ違いですね。
   桐箪笥 金具   桐箪笥 金具
  (クリック拡大します)

渋好みの関東、きらびやかな関西、なんていう傾向もありますが、
金具も、だいたいは、多くの人に好まれるものがついています。

ですが、金具は選べるんです

桐たんすは1本1本手作りするものです。
注文を受けて、お作りする。
どの産地の桐たんすでも、ほぼそのスタイルです。

なので、金具もお好みのものをチョイス出来るというのが基本です。
言うなれば、「桐たんすは既製の形のものでも、別注品」なんですねえ。


せっかくの桐たんすです。
金具選びも楽しみはって、どうぞ、お気に入りの金具を付けてみてください。


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ナナメから桐たんすを見る - 2012.04.21 Sat

   正面からでなしに・・
    ナナメから桐たんすを見ます。

        こんな感じに。
          桐たんす

         扉の部分ですが、仕上げに塗ったロウの具合が見て取れます。
         (写真なので、分かりやすいとは言えませんが。)

         今回の写真は全てクリックで拡大します。



桐たんすでは、最後にロウを塗り仕上げます。
   『ロウ付け』と呼んでいる作業です。





ナナメから見ると
   そのロウきれいに付いているのか、
              塗りムラがはないのか?
              を見ることができます。


「留め(とめ)」と呼ばれる木と木が45度にに合わさるところなどは、さらに技がいりますね。
      上戸の角の部分がそのようになっています。
       (別の桐たんすですが、写り具合で色の印象が違っています。)
         桐たんす


写真では分かりにくいかも知れませんが、
実物を前にして、のぞき込んでみると分かります。

  「塗り残しはないやろか?」

ま、売り場でこんな格好をして桐たんすを見ていたら・・
やや・・かなり?・・あやしいですけど・・ね^^;



     わが社の桐たんすの色付けは、
     全てキムヤシャさん(キムヤシャさんのFace bookはこちらの手によるものです。


     桐たんす製作の工程は、もちろん全て大事ですが、
     特に、色付け・金具付けをする『仕上げ作業』重要ですよねー。
       その桐たんすの印象を決めてしまいます。





簡単にですが  「仕上げ作業」の流れを見て見ましょう。


まず「目(木目)を立てる」という工程があります。
桐たんす

写真に見える「うづくり」というタワシ状のもので、
木目を際立たせるというものです。

冬目(いわゆる年輪の部分)は固く、そのまま残り、
わやらかい夏目(年輪の間の白い部分)は、やや凹むことになります。



次に「とのこ」を塗ります。
桐たんす


そして「ロウ付け」
桐たんす

やや高く残った冬目、1本1本にロウを乗せて行くのです。

力加減も大切で、弱ければ乗りませんし、
強すぎると、ロウが焼けたようになってしまいます。

ムラなく、全面にロウを付けていくのは、やはりですね~。



仕上げ職人の「キムヤシャさん」も、実に丁寧な仕事をする職人さんなんです。




大阪泉州桐箪笥の色付け、
特に、わが社の色付けは
明るさが特徴の仕上がりになっています。

      桐たんす
時代によっても、その色合いは好みがありますが、
特に、近年は現代風の部屋にも合う洗練された仕上げになっていると思います。


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『桐たんす』は丸か角か? - 2012.03.13 Tue

桐たんすは、
デザインのバリエーションが豊富だとは言えませんが、
基本的な選択肢として、
『丸か角か』
がありますね。

天上が丸型のものですね。        こちらは角型です。
桐箪笥  桐箪笥
(この記事の画像はクリックで拡大します)


いずれも『7分(約21mm)板』の桐たんすです。
この『7分』というのが、桐たんすの基本の厚みです。

そして、足元部分にも、丸型と角型がありますね。
桐箪笥
左がいわゆる『天地丸の桐たんす』です。



が、「7分なんて薄い!もっと豪華なものが欲しい!」
という方のための桐たんすが、
左の『胴丸型』です。
桐箪笥
胴体部分の厚みがあり、実に豪華!
(『油単』が、かかっているのが見えてますが・・)

天板は角、ではないですがフラットですね。

これは大阪風・泉州風の桐たんすの特徴の一つでもあります。
着物でもそうですよねぇ。上方はハデ目ですよね。

足元を見てもこのように。
桐箪笥

豊臣秀吉、太閤さんの好みが、関西人の意識の下に潜んでるのかも知れません。
今では全国でも『胴丸型』が作られていますが、厚みはやや控え目のものが多いようです。



さらに、胴板だけでなく、天板も丸い『四方丸』の桐たんすです。
桐箪笥
豪華でありつつシャープさがある桐たんすと言えますかねえ。


もうひとつ。

ちょっと写りは悪いですが、左は『杢目の天地丸』右は『柾目の角型』
どちらも、いわゆる『小袖の桐たんす』ですが、
印象がかなり変わるのでは?というのでのせました。

桐箪笥 小袖たんす 桐箪笥 小袖たんす

(この記事の画像はクリックで拡大します)

今日の話は、「桐たんす選びのポイント」と言うよりも「桐たんす選びの基本』というようなものですね。


ただ、もちろん、桐たんすは手作りのものですので、
「この形の桐たんすを天丸型でなく、天角型で作って」というような注文が可能なのです。



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ご要望により、ピックアップしてみました(桐たんす) - 2012.01.22 Sun

前回の記事にて、
『小さめで収納力のあるのある桐たんすは、どのようなものがあるのか?』

という問いがありましたので、
今回はイレギュラー的に「桐たんす記事」を連続で更新させていただきます。

桐たんすには全く興味のない方におかれましては、悪しからずご了承ください。

手仕事で作られる桐たんすは、大きさに関しては
『すべてお客様のご要望の大きさに作ることが出来る』
ということが基本です。

ですが、伝統的な基本の大きさというものもあります。

今回、取り上げた桐たんすは、幅が35寸(約106cm)以下のものです。

そして、開き戸の中に衣装盆を入れる形の桐たんすの場合、この幅(約106cm)が必要です。

奥行きはすべて約46cmです。

      『15段盆』です。
ごらんのように衣装盆が15杯入っています。
仮に3枚づつ入れたとすると、45枚という計算になりますが、
これは、ユーザーさんの使い方によって、変わってくると思います。

桐箪笥 15段盆 桐箪笥 15段盆
   幅106cm 高さ174cm  (写真は全て拡大します)

とにかく、たくさんお持ちで着る機会も多いかた向きと言えますね。


ちなみに、この174cmという高さが、伝統的な桐たんすの高さです。



ですが、最近は高さも抑えめのものが良く売れています。
少し前に取り上げた桐たんすの「時代仕上げ版」です。

      『雅』(木目の時代仕上げ)
高さは130cm。
そして、これは2つに分割出来るようになっていて、下部は引き出しが入っています。
衣装盆は6杯。

桐箪笥 雅 桐箪笥 雅
幅106cm 高さ130cm  (写真はクリックで拡大します)


引き出し1つ1つには、当然ながら、衣装盆よりも多くの着物が収納出来ますが、
下になっている着物は取り出しにくくなりますね。

ただし、密閉度は開き戸よりも、より高いので、
着る機会の少ないものをしまうというのがセオリーになります。

また、3つ並びの引き出しは小物を入れるのに便利ですが、
この段も長い引き出しにする、といった別注を受けることもできます。


      『雅』(柾目のトノコ仕上げ)
       桐箪笥 雅
      幅106cm 高さ130cm (写真はクリックで拡大します) 
トノコ仕上げで金具が変わると、このような感じにもなります。
 


    『別注品』です。
このように、引き出しを多くすることも出来ます。
ただし、高い位置の引き出しは使えませんので、衣装盆を入れています。
衣装盆は4杯入っています。

       桐箪笥 上開き戸
  幅106cm 高さ174cm (写真はクリックで拡大します)



さらに高さの低い引き出しだけのタイプもあります。
『小袖』(1寸胴のスタンダード)『小袖』(2つ重ねの別注品)

桐箪笥 小袖 桐箪笥 7段2つ重ね
     幅106cm 高さ118cm         幅100cm 高さ122cm
           (写真はクリックで拡大します)
ほぼ同じ高さなのですが、縮尺が違っていますねえ。
手持ちのカメラでのスナップ的に撮っているものなので、参考にしていただけますでしょうか、

また塗装の色合いも実際とはかなりずれてもいるので、
残念なのですが・・、今回は緊急企画ということで、ご了承をば

仮に、各引き出しに4枚として計算すると、28枚になりますでしょうか。


これは収納という点では多くないのですが、
形の見本として載せました。
       桐箪笥 
 幅104cm 高さ65cm  (写真はクリックで拡大します)

この形で引き出しの段数を増やすという注文が出来ます。
8段くらいまでは増やせますね。

また、これは胴板が3cmのものですが、
胴板2.1cmのものは、幅100cmです。


最後に、伝統的な大きさの桐たんすもひとつ。
       桐たんす 
   幅120cm 高さ174cm
いわゆる『4尺たんす』といわれるものです。
1番上には引き戸があり、カバンなどの小物が入るスペースになっています。

これは撮ってもらったものなので、色合いに関しての参考にしていただければ、と。
やや、ゴソゴソした感じになっていますが、今日のところはこのあたりで・・

いちおうのために工場の方の連絡先をの載せておきます。
072-443-8836
596-0002 大阪府岸和田市吉井町1-19-8
「初音の家具」
(日曜・祝日は休みです)



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Author:大阪の桐たんす職人
東京生まれ。でも関西弁が好きで、関西に来てしまいました。
桐たんす屋ばっかり3社目で、現在は岸和田の「初音の家具」にいます
伝統工芸士:学光です

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