たのんでいた鉋 - 2011.07.31 Sun
頼んでた鉋が、出来上がってきました

手持ちの鉋の刃を、台(鉋の木の部分のこと)に入れてもらったのです。
新潟の小吉屋さんに頼みました。
ところで、桐の木は柔らかいので、力はいらないけど、きれいに削るのは難しいんです。
ちょうど、ふんわりしたパン
を切るイメージです。
ナイフの切れが悪いと、パンを押しつぶしてしまって、切り口がきれいになりません。
そこで、桐箪笥屋は刃物の切れも追求しますが、刃の角度を変えるということもします。
寝かせた「勾配」で、注文します。

ちがうでしょう。
ちょっと難しい言い方かも知れませんが、鉋で木を削るのは、木を「すくい取る」ようなものです。
写真を見たら、分かってもらえると思うのですが、
「すくい取る」というのを「差し込む」というイメージに近い感じにします。
ただ、まだこのままでは使えません

刃先が、台から出るところまで行ってないのです。
表なじみと呼ばれる面をすこしづつ削り調節して行きます

さっそく仕込んで、ドンドコ
削ります
関連記事
《鉋の台打ち - 2011.06.18 Sat》 手持ちの刃の記事です。


手持ちの鉋の刃を、台(鉋の木の部分のこと)に入れてもらったのです。
新潟の小吉屋さんに頼みました。
ところで、桐の木は柔らかいので、力はいらないけど、きれいに削るのは難しいんです。
ちょうど、ふんわりしたパン

ナイフの切れが悪いと、パンを押しつぶしてしまって、切り口がきれいになりません。
そこで、桐箪笥屋は刃物の切れも追求しますが、刃の角度を変えるということもします。
寝かせた「勾配」で、注文します。


ちょっと難しい言い方かも知れませんが、鉋で木を削るのは、木を「すくい取る」ようなものです。
写真を見たら、分かってもらえると思うのですが、
「すくい取る」というのを「差し込む」というイメージに近い感じにします。
ただ、まだこのままでは使えません


刃先が、台から出るところまで行ってないのです。
表なじみと呼ばれる面をすこしづつ削り調節して行きます

さっそく仕込んで、ドンドコ


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トールペインティング - 2011.07.28 Thu
小学1年生 - 2011.07.27 Wed
「浪花の技展」箱作り体験も最終日。
早い時間帯でお客さんもまばら、私は他のブースでウロウロ
してました。
戻ってみると、
ちっちゃな男の子が、職人さんと相対して、なんも言わんと、チンマリ座ってます。
箱作りなのですが、自分で作ってるというよりは、
早く帰りたい、てな感じですわ。
職人さんまかせです。
おじいちゃん、おばあちゃんに連れられて、しゃあなしなんかなあ?
聞けば、
小学1年生
、夏休みで東京から来てる、と。
私は、ここから割って入ったんです。
「鉋で削ってみる ?(^ゝ^)?」
イヤと言わなけりゃ、年なんて構わずに、私はドンドンさせます。
これをこないしてな、と説明したら、けっこう上手に削るんですわ。

ほな、だんだんと、自分でもいい感じて思ってきたらしく、ニンマリ
し出してます。
こんなんは、こっちも楽しいですねぇ。
調子づいてきたら、
鉋を離しません。
仕上げのペーパーでも、かなりはまり込んでました。

嬉しいですねぇ。
「下でする!」てな言葉も出ました。

何度か手を削られそうになりながら。
目立ちはしないけど芯の強いタイプ、あの子はきっと物作りする人か研究者か、そんな大人になるんやろなあと、こちらは独りごちてるあいだに、
男の子は、また
無口に戻って、帰って行きました。
楽しい一日でした。
早い時間帯でお客さんもまばら、私は他のブースでウロウロ

戻ってみると、

箱作りなのですが、自分で作ってるというよりは、

職人さんまかせです。
おじいちゃん、おばあちゃんに連れられて、しゃあなしなんかなあ?
聞けば、


私は、ここから割って入ったんです。
「鉋で削ってみる ?(^ゝ^)?」
イヤと言わなけりゃ、年なんて構わずに、私はドンドンさせます。
これをこないしてな、と説明したら、けっこう上手に削るんですわ。

ほな、だんだんと、自分でもいい感じて思ってきたらしく、ニンマリ

こんなんは、こっちも楽しいですねぇ。
調子づいてきたら、

仕上げのペーパーでも、かなりはまり込んでました。

嬉しいですねぇ。
「下でする!」てな言葉も出ました。

何度か手を削られそうになりながら。

目立ちはしないけど芯の強いタイプ、あの子はきっと物作りする人か研究者か、そんな大人になるんやろなあと、こちらは独りごちてるあいだに、
男の子は、また

楽しい一日でした。

浪花の技展 - 2011.07.24 Sun
浪花の技展の初日の様子です。
平日にもかかわらずけっこうな賑わいでした。
あまりにお客さんが引っ切りなしやったので、いつもやってるクイズができませんでした。(>ω<)
伝統工芸をもっと知ってもらうというのが、このイベントの狙いなので、マイ桐箪笥クイズを用意してます(^O^)

写真の中に私はおりません。
これがけっこう盛り上がるんですわ(^O^)。 (て、いつも自分で言うてるんですけど)
実は、体験の1番人気は桐の箱ではなくて、唐木指物の箸、箸箱作りなんですよね~・・
隣のブースで対抗意識を燃やしてます。

土日もたくさんの方が来場してくださり、ありがとうございます。
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《大阪の桐たんす - 2011.05.28 Sat》