大阪の桐たんす職人、喜んでハマる
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2012-02

ツルツルをザラザラにする! - 2012.02.01 Wed

       名倉砥石

和菓子でも高野豆腐でもありません。


「石」なんですけど、タイトルにあるように、
これで『ツルツルをザラザラに』することが出来ます。


??ですか?

刃物研ぎでの必須アイテムです。

「研ぐ」ということを簡単に言うと、
砥石表面の凸凹で刃物を削る事なんです。
(もちろん、砥石は触ってもスベスベですが、微細な凹凸があるんですね。)


ところが、使ってるうちにこの砥石の凸凹がなくなり、ツルツルになってきます。



そこで、この『白い四角』が登場!
この砥石は最終仕上げ用の砥石ですが、
表面を、こんなふうに、こすります。

       名倉砥石


そうすると、微細なザラザラが出来て、
手でなでると僅かにですが、摩擦感が出て来ます。
砥石に研磨力が戻ります。



名倉砥(なぐらと)という名前で呼ばれる、
砥石をザラザラにするのが専門の石です。

       砥石のツラ直し

もひとつ名倉砥を持ってますが、これは質が悪くて、
いい具合のザラザラになりません。




また、砥石は使ううちに中間部が凹んできてしまうので、
これを平らにするという作業をします。
       砥石のツラ直し
       部分的に凹んでいる砥石です。


わりに頻繁にする必要があって、けっこう面倒な作業です。


その時に役立つのがダイヤモンド砥石

       砥石のツラ直し


150番という荒いほうのダイヤモンド砥石は「荒砥石」を平らにするのに使い、

800番という細かいほうのダイヤモンド砥石でセカンドステップの「中砥石」を修正してます

ダイヤモンド砥石は便利なものですねえ。
刃物そのものを研ぐことも出来ますしね。
摩耗が少ないという長所があります。

       砥石のツラ直し

ただ中砥石の場合、800番のダイヤモンド砥石で修正したままでは、ちょっと荒いような気がしてて、
数回だけ、同じ砥石同士を、こすり合わせてから使うようにしています。

       砥石のツラ直し


全てこれらは色々と話しを聞き、試した上での自分自身のやり方ですね。

初めは、コンクリートに砂利をまいて、すったり、
ガラスに耐水ペーパーを乗せて、こすったりもしてました。
精度が悪いやら、摩耗が速いやら、適切な荒さにならない等などの理由で、やめました。

「他にいい方法があるよ~」って教えてもらえたらありがたいです。
けど、虫が良すぎますね。


ここまで、お付き合いありがとうございます!

「ふぅ~ん」というだけの話だとは思うのですが・・
『砥石のツラ直し』と言われるこの作業は、職人にとっては大きなテーマなんです。



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Author:大阪の桐たんす職人
東京生まれ。でも関西弁が好きで、関西に来てしまいました。
桐たんす屋ばっかり3社目で、現在は岸和田の「初音の家具」にいます
伝統工芸士:岩本学です

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