大阪の桐たんす職人、喜んでハマる
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2012-12

あてばん (作業台) をナナメに置く - 2012.12.24 Mon

みなさん、いつもいつもありがとうございます。
ずいーぶん間があいたところで、「こんな話かい!」
というような小ネタなのですが。。

桐たんすを作る時に使う作業台、
「あてばん(「当て板」という漢字かな?)」と呼んでます。

これは、たいてい建物、つまりは壁やらタンスなんかに対して、
平行、もしくは、垂直に置きますよね。

こんな感じに。
あてばん 木工作業台

ほんの少し前のことですが、
「あてばんをナナメにおいたほうがいい!」ということに気が付きました。

こういうことですね。
あてばん 木工作業台
これだけのこと。
ですが、コロンブスの卵的な発想やないか?な?と。。
こんな仕事をしてる人の中には、ピンと来る人もいるのでは?とも。



実際には、こんな状態になっていて、
後ろの壁が使いやすい。
半分振り返るだけで、左右両方の壁に部材をもたれさせることが出来るという利点。
バスケットボールのピボットの感覚ですね。

後ろの箪笥や壁にある道具も取りやすい。
あてばん 木工作業台
さらに、左右のナナメ前の近い位置に、

道具やらをちょっと置いておくスペースが広い。

目の前にあるライト(写真では手前にある横向きの蛍光灯)の両端のスペース。
写真では切れているのでイメージしにくいかも知れませんが、
チラッと見える電気ポット(何故に電気ポットが・・)の辺りです。

平行にあてばんを置くとこのスペースが確保しにくい。



これはまた、別の作業になりますが、
平行ならこんなイメージ。

まわりのものに当たらないようにするには、もう少し離れないといけません。
あてばん 木工作業台
とすると、壁から離れて行くことになるので、
作業中の部材などをもたれさせるためには、立ちあがって数歩あるかないといけません。

ナナメならこう。
自分は壁に近づいているのに、
作業台のまわりは広いスペースを取れることがお分かりになるのでは・・
あてばん 木工作業台
桐たんすの引き出しやら衣装盆の組み立ての時には
それを作業台の上でクルクルと回しますが、
こうしておくと、付近に置いてあるものにぶつける可能性も少なくなります。

打ちあがったものを置いて、次のを取る。
この流れがスムースです。

打ち終わった後の木釘。
これも、よりオープンスペースに転がって行くので、桐たんすの下に入ってしまったりしない。
sあてばん 木工作業台

そう、これは実際にやってみると、ストレスが少ないことが分かると思います。
もちろんこれは桐たんす作りに限った話ではありませんねぇ。

というような話ですが、大かたのみなさんにとっては「小ネタ」というよりも
「だから何?」というようなもんかも知れませんねえ。
んんーん。


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Author:大阪の桐たんす職人
東京生まれ。でも関西弁が好きで、関西に来てしまいました。
桐たんす屋ばっかり3社目で、現在は岸和田の「初音の家具」にいます
伝統工芸士:岩本学です

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