大阪の桐たんす職人、喜んでハマる

2017-07

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『桐たんす』は丸か角か? - 2012.03.13 Tue

桐たんすは、
デザインのバリエーションが豊富だとは言えませんが、
基本的な選択肢として、
『丸か角か』
がありますね。

天上が丸型のものですね。        こちらは角型です。
桐箪笥  桐箪笥
(この記事の画像はクリックで拡大します)


いずれも『7分(約21mm)板』の桐たんすです。
この『7分』というのが、桐たんすの基本の厚みです。

そして、足元部分にも、丸型と角型がありますね。
桐箪笥
左がいわゆる『天地丸の桐たんす』です。



が、「7分なんて薄い!もっと豪華なものが欲しい!」
という方のための桐たんすが、
左の『胴丸型』です。
桐箪笥
胴体部分の厚みがあり、実に豪華!
(『油単』が、かかっているのが見えてますが・・)

天板は角、ではないですがフラットですね。

これは大阪風・泉州風の桐たんすの特徴の一つでもあります。
着物でもそうですよねぇ。上方はハデ目ですよね。

足元を見てもこのように。
桐箪笥

豊臣秀吉、太閤さんの好みが、関西人の意識の下に潜んでるのかも知れません。
今では全国でも『胴丸型』が作られていますが、厚みはやや控え目のものが多いようです。



さらに、胴板だけでなく、天板も丸い『四方丸』の桐たんすです。
桐箪笥
豪華でありつつシャープさがある桐たんすと言えますかねえ。


もうひとつ。

ちょっと写りは悪いですが、左は『杢目の天地丸』右は『柾目の角型』
どちらも、いわゆる『小袖の桐たんす』ですが、
印象がかなり変わるのでは?というのでのせました。

桐箪笥 小袖たんす 桐箪笥 小袖たんす

(この記事の画像はクリックで拡大します)

今日の話は、「桐たんす選びのポイント」と言うよりも「桐たんす選びの基本』というようなものですね。


ただ、もちろん、桐たんすは手作りのものですので、
「この形の桐たんすを天丸型でなく、天角型で作って」というような注文が可能なのです。



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● COMMENT ●

油単

油単(ゆたん)というものがある、箪笥に掛けておくものだということをはじめて知りました。
それだけ箪笥は大事なものだった歴史が今に続いているということでしょう。
7分板、角、丸、胴丸など古くからの形もそのまま受け継がれているのですね。
そういう伝統が好きです。

こんにちわ

素晴しいものを見せて頂きました
油単とは何ぞや?と調べてしまいました
そしてびっくりです!
箪笥の保護ですか?素晴らしいですね~
一度拝見したいですね~
この箪笥はどれぐらいの期間で作られるんでしょうか?

こんにちは♪

ほぅほぅ(*゚д゚))
角があるのと丸いものとあるんですね~
角があると ぶつけるからでしょうか?(アホな質問でスイマセン。。)

丸いところの加工って 角があるのより難しいのでは?
それも職人技なんでしょうね~

桐のタンスに入れるような衣装を持っていない はちゅんでした!(≧▽≦)b

Re: こんばんはー、kazさん

「油単」ですよねー。
本来なら外して撮る必要があったのですが、お披露目が出来たのであれば、これも悪くなかったのかなあと、勝手に思っております。
ゆとりがなく、説明リンクも何もなっかたので、お手間をとらせてしまったかも知れませんが・・

おっしゃられる通り、多くの人に支持されているからこそ残り、伝統となって行くのでしょうねえ。
ただし、その伝統にあぐらをかかず、新しいことにも挑戦して行く必要があるのだろうとも感じています。


そして「ラン」なのですが、(苦)本当にちょこっとだけのものでして、残念ながら・・人様にお見せ出来るようなものではないのです。
基本とも言えるデンドロとシンビが少しだけですし・・・
いちおう知ってはいる、という程度なんです。
なので、kazさんの所で楽しませていただくことにします。(笑)

コメントありがとうございます。

Re: こんにちわー、Coucouのいくこさん

すみません、お手間を取らせてしまいまいたね。
本来なら説明リンクなりをつけるべきでしたが、なかなか時間もとれずに・・

焼き桐風の時代仕上げの桐箪笥には油単をかけない方が多いのですが、
トノコ仕上げのものは、ほとんどの方が油単をかけています。

期間というと、桐材の自然乾燥というところから始まるのですが、
作る部分だけに限っていうと、部材を渡されたところから仕上がりまでで、だいたい2週間くらいでしょうかねえ。

以前は年1回の東京での展示会があったんですが・・


いつもいつもお付き合いくださって、^ι^ほんまにありがとうございます、いくこさん。

Re: こんにちはー、はちゅんねこさん

そうですねー、子供さんのいる家庭では丸型をオススメしています!

な、わけはありませんが、
胴丸型の丸みはちょいと手間がかかりますね。


大事な衣装、あるやないですか!
バイク用のジャケット&パンツ!
あれを・・桐たんすにしまわれては・・いかが・・・

こんにちは

丸みのある桐たんす良いですね

なんか普段がっちりしたので囲まれていると

丸~るくなったのが温かみを感じるんですわ。

人生これだけ生きてても絶えず温かみを求めているうちです。

桐箪笥にも丸型というのがあるんですね。
見た目に柔らかく優しく感じられますね。
7分の桐板ってどの部分に使われるんですか。
箪笥の外側部分なんですかね。かなり厚手の板ですよね。
3分板とか、2分板ってのは桐箪笥には使われないんですか。
杢目っていうんですか、並目の箪笥も趣がありますね。

丸と角とあるんですね~
私は丸が好みです(*^_^*)
すぐぶつかるので・・・

大阪・泉州風は派手目なんですね!流石大阪!
でも繊細な派手さですね。なかなか素敵ですよね。

こんばんは。
やっとコメントできる時間ができました。。。
素晴らしいものを見させていただきました!
箪笥選び・・・いつか娘の嫁入りの時が・・・もしも来たなら・・・。
ありがとうございます!

Re: wakasaママさん、こんにちはー

wakasaママさんは丸派ですかー。

でも、wakasaママさんの手にかかると、桐たんすの丸みの話が、
なんやか、とてもほんのりした、いい話になってしまいましたねえ。
こちらも、あったか気分です。^^

いつもいつも、コメント下さり感謝しています。
ありがとうございます!

Re: matsuyamaさん、こんにちはー

昔は角のままのものが多かったようですが、最近は、丸いものが好まれているようですねえ。

説明が足りておらず申し訳ありません、なのですが、
製材される桐の木は7分のほかに、3分と6分、そして僅かですが1寸とがあります。
さらに、その7分を1分に割るものがあります。

7分板は今回記述の外側部分、その他に引き出しなどに使用します。
3分板は底板、本体の背中の板に使います。
6分は衣装盆など細かい所に、という感じです。

杢のたんすは岩谷堂のけやきなどが、その良さをよく現していますよね。
桐たんすの杢目、時代仕上げもなかなか人気があります。

いつも、詳しい問いかけをしていただける事もありがたいと感じています。
今後の記事のヒントにもなったりしますので・・
コメントありがとうございます!

Re: *yoshimin*さん、こんにちはー

*yoshimin*さんも丸派ですね。^^

そうですねー、金具なども関東は渋め、関西はきらびやかなものが好まれるという傾向があるようですねー。
また、関西の中でも京都は華奢さを旨としている部分がありますね。

いろいろ見て行くと面白いものですねえ。
コメントありがとうございます!

Re: まときちさん、こんにちはー

まあ、今回はあえて部分のアップということで^^

お子さんの成長っていうのは本当に楽しみなことですよね。
野菜の成長もそうですけど^o^

まときちさんの娘さんに桐箪笥をお届けできたなら・・・
嬉しいことですね・・

こちらこそポチ逃げですみません。
コメントありがとうございます!

●角あんど◆角

甲乙つけがたし どっちもいいな使用する人が納得すればいいじゃないですか
今風だったら やはり○でしょうね でも丁寧にタンスて作るんですね
取っ手一つにしても綺麗につけていらしゃるし ひと手間をかけていますね

Re: こんばんはー、yoreyoremanさーん

おほめいただき、ありがとうございます。

実際のところ、丸角どちらが多く出てるんでしょうかねえ。
会社で統計を取ってみなけりゃいけませんね。

丁寧さといえば、特に着色から金具をつける仕上げ職人さんの仕事は重要です。
コメントありがとうございます!
ちょっとずつ暖かくなってきましたね^^


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Author:大阪の桐たんす職人
東京生まれ。でも関西弁が好きで、関西に来てしまいました。
桐たんす屋ばっかり3社目で、現在は岸和田の「初音の家具」にいます
伝統工芸士:岩本学です

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