大阪の桐たんす職人、喜んでハマる

2017-02

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

桐たんすの再生風景  - 2012.04.15 Sun

桐たんす再生木地部分の作業を、かいつまんで紹介したいと思います。
   (写真には別の桐たんすのものも混じっています。)

 わが社に寄せられる桐たんす再生の、ほぼ全ては「ふじたかさん」が手がけてます。


実に丁寧な作業をする職人さんでありまして・・
桐たんすの再生・修理(洗い替え) 桐たんすの再生・修理(洗い替え)

                 破損の大きいものもは、ボンドを入れ、締め直しをします。
                  (別の桐たんすの再生写真です)

  他メーカー、他産地の桐たんす再生する事も多いです。
  修理の程度も様々なものがありますねえ。


背中(背面の板のこと)が割れてしまい、向こうが見えるような状態です。

桐たんすの再生・修理(洗い替え) 桐たんすの再生・修理(洗い替え)
                       木釘を打ち、すき間を別の桐材で埋めます


桐たんすの再生・修理(洗い替え) 桐たんすの再生・修理(洗い替え)
くさび状の桐材を入れます。            このように修復されました。



欠けている角の部分も、木目に合わせ補修します。
桐たんすの再生・修理(洗い替え) 桐たんすの再生・修理(洗い替え)
                      大きくはがれてしまっているものも・・



     引き出しの上端すき間ができていたため、
     これもふさぎます。
        桐たんすの再生・修理(洗い替え) 
      (着物の収納のため、ですよねえ。)



  補修のあとは、削り直しをします。(これは別の桐たんすですね)
  左半分だけを鉋かけした様子です。
桐たんすの再生・修理(洗い替え)
      きれいになって行ってますねー。



     桐たんすの再生(洗い替え)は、
     新品の桐たんすを作るのとはまた違う勘どころがあります。
     なので、「ふじたかさん」お任せなのです。

     この修理であり再生は(リフォームなどと言ったりしますが)
     「新たな命を吹き込む」ということかも知れませんね。

     お母さんの桐たんす、おばあちゃんの桐たんす、その思い出の品が、
     娘さん、お孫さんの桐たんすとして生まれ変わります。




  左の桐たんすが、右の状態にまで再生されています。
桐たんすの再生・修理(洗い替え) 桐たんすの再生・修理(洗い替え)

  この後は、「色付け」と言われる着色仕上げの作業です・・


 完成したら、もう一度アップする予定ですので・・
 よろしくお願いします!



   ブログランキングに参加しています!

  バナーをクリックしていただけると、ありがたいです。 
      wasou1.gif

  こちらもよろしかったら、ぜひ ^o^ お願いします。
     人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト

● COMMENT ●

神経つかいそう

こんにちは すいぶん神経を使って再生するんですね
そうですよね デリケートな素材ですからね
しかし綺麗になるもんですね

Re: こんばんはー、yoreyoremanさん

そうなんです。
修理ゆえの難しさがあるんですよねー。
その感じが伝わったのなら、ちょっとホッと出来ます。
ありがとうございます!

本当にきれいやなーと感じられるのは、この後の「色付け」して、金具が付いてからですので、お楽しみに!ですね。

割れた材木

割れた板材まで補修できるとは凄いですね。こうして修理された箪笥って、新品とは違う価値を持ったりするんですか?

見事なまでに再生されましたね。ほとんど新品と変わりないですよね。
うちも1度桐の洋服箪笥を削ってもらったんですが、見事なまでに
再生していただきました。
桐板の削り直しで木肌もきれいに、開閉の閉まり具合もすんなり。
いいもんですね。
ところで古くなったケヤキの茶箪笥、洗い替えはできるもんなんですか。
50年以上ものかもしれませんが、高さ1500×幅1000×奥行き30位なんですけど
ものすごく重いんですよね。

大事に大事にされているんですね~
代々受け継がれて物を大切にするという心、
日本人は忘れていそうですが、和の物には
残っている感じがしますね。

新しく購入するのと、修復するのでは、やはり修復する方が
お安いですか?

引き出しの隙間

おお、見事な修復ですねえ。
引き出しにできた隙間までそんなふうに補修するなんて知りませんでした。
職人さんは桐をはじめ、補修用の材もいろいろな樹種を集めているのでしょうね。
もっと若ければ弟子入りしていろいろな技を一から教えを請いたいです。

こんにちわ

母のたんすあれです。大体同じ感じなのですね。
綺麗にしてあげたくなりますね~
再生も難しいのでしょうね~
日本って凄いな~良いものがあるんですね~
大事にして頂きたいです~職人さん達も。。。

Re: かめさん、ありがとうございます

作りによっては、どうしても割れてしまうものがありますねー。

いわゆる、アンティーク、骨董的な付加価値は付きませんが、
長~く使えるというという意味での価値になるでしょうか。
いい物ならば、2度3度と洗い替えて、おそらく100年なんか持ってしまうかも知れませんからねえ。

Re: matsuyamaさん、ありがとうございます

洗い替えされたことがあるのですかー。
桐箪笥の再生は戻り具合が大きいですからね。
みなさんビックリされますよねえ。

そうですねー、ケヤキの箪笥の再生もあります。
ケヤキなどを専門に扱っている職人さんがいるようですね。
東北にはケヤキの箪笥を作るところが幾つかありますし。
良くなるでしょうね!

お受け出来たらこの上ないなどと思いますが、うちはとにかく「桐専門」なもので・・
一度、柿の箪笥の以来を受け、直したという程度です。

腕のいい職人さんたちが集まってらっしゃるんですね~。
この丁寧な作業とこだわり。
学ぶ事が多い!感服しますね!

ポチッと♪

Re: *yoshimin* さん、こんにちは

そうですねー、お持ちの桐たんすをとても大切にしている方がいてはりますねー。
「捨てられへん!」て。
ものを大切にする伝統は、昔ながらのところには、まだまだ残っているのでしょうねえ。


金額的には、やはり修復のほうがお安いですね。^。^

ありがとうございまーす。

Re: kazさん、こんばんは

やはり、密閉度が大事ですので、隙間が大きい時には桐を貼りますね。

うちは「桐専門」なので、「樹種」という点では、桐以外のものは数えるほどなのです。

そうですねー^。^
kazさんがもし近くであれば、技術交流が出来るのに、ですねえ。
楽しいでしょうねえ。

Re: こんにちわー、Coucouのいくこさん

ほんまですねー。
「いくこさんのお母様の桐たんすを洗い替え」
それは幸せですね~。

このリサイクルの発想はやっぱり日本的はものなんでしょうねえ。
大事にして行きたいですね!

Re: まときちさん、こんばんはー

伝統工芸は後継者不足の傾向がありますが、うちを始め大阪泉州桐箪笥には若手が多いです。
がんばってます!

またもやコメなしポチ逃げ状態になっており失礼中ですみません、なのですが、記事は笑いながら読ませてもらってます!
シイタケって10日くらいで収穫できるんですねー。
知らなかった。

ありがとうございまーす!

こんにちは

根気のいるお仕事なので気も使わはりますね

桐たんす職人さん、日本のために頑張って、

伝統工芸をお守り下さいね。

Re: wakasaママ さん。こんばんは。

そうなんです。
洗い替えはイライラしがちな気持ちを抑えつつ、という作業ですね~。

日本のため、いや世界のために頑張ります!と言いたいところですが、
自分のことで精一杯の毎日ですねえ。

じつは、wakasaママさんのゆっくり目コメント、好きなんです。^^
ありがとうございます!

ごぶさた

ご無沙汰してます。あごうです。
T澤くんから紹介してもらい、ブログを知りましたました。お元気そうでなによりです。

Re: あごうさーん!!

いやー、^^ビックリしました。
あれ以来ですからざっと15年くらいでしょうか。
お懐かしゅうございます。
こちらこそごぶさたしておりました。

あごうさんの笑顔、思い出します。

コメント入れてくださり、ありがとうございます。
アリオンはじめ、旧知の方々でもコメントまでしてくださったのは初でした。

まあ こんな感じでボチボチと仕事をしています。
あごうさんもお変わりないのでしょうね。

インターネット時代(今さら、こんな表現もなんだか、ですが・・)ならではのやり取りに感謝です。
こちらに来てしまうとOB関連の集まりからも遠のいてしまいます・・
とにかく、ほんまに、ありがとうございます!^^

桐たんすの修理

こんばんは。
このブログ、1年以上更新されていないので、目にとまるのかな?と思いながら、コメさせてもらいます。
私の箪笥は総桐箪笥では無く、外に塗りが施してあるもので、中は桐と言う物です。
嫁入りに購入してかれこれ30年近くになります。 が、桐ゆえに難が有りますよね?
一つの引き出しを押して閉めると、違う所が開くと言う・・・
実は病気で手の力が弱くなり、もうこの重い箪笥の引き出しを引っ張りだす事が出来ません。
今は安くて引き出しサイドにレールとかが施してあるようなチェストも有ります。
もう今の私にはその手の物で充分なのです。所謂軽く引き出せる物。 桐の箪笥は場所も取るし、引き出しも開けれないのなら、もう処分しようと思って居るのですが、引き出しにレールを付けて引き出しやすく出来る様な加工って出来るのでしょうか? これはあらいとは全く別の物ですし、こちらのお仕事では無いのかも知れないのですが、どこで聞けば良いのか分からなくて、来年息子が就職で旅立つ時には部屋を綺麗にしようと思って居るので、その時に私の箪笥も処分しようと思って居ます。 加工が出来るなら、母親が捨てる事に対して惜しがってるので、値段が合えば考えようかと思って居ます。 出来るのかどうかお返事頂ければ有りがたいです

Re: かずりんさん、こんばんは。

お問い合わせ、ありがとうございます。

これはあくまで自分の考えなのですが、かずりんさんの使いやすいものを新たにお求めになるのがよいのではないでしょうか。

レールを付けるには、引き出しを加工する必要があり、金額的にもそれなりのものになると思われます。
お母様のその箪笥への思い入れにもよりますが、大きさ、使い勝手など合うものをお探しになるほうがよいのではないでしょうか。
もちろん、どうしてもということであれば、わが社は桐たんす専問でして、他メーカーさんのご紹介というような形になるかと思われます。

このようなもので答えになるのか分かりませんが、ご参考まで。

この記事そのものはかなり前のものですが、ブログ自体は細々ながら更新しています。
タイトル部分のクリックにて最新ページを開くことができますので、そちらもどうぞ。




管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://104shu24ma.blog100.fc2.com/tb.php/106-f785889c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ナナメから桐たんすを見る «  | BLOG TOP |  » お花見日和 ^o^

ランキングに参加してます!

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へ


カテゴリ

桐たんす選びのポイント (12)
大阪泉州桐箪笥(実例) (19)
桐たんすの再生(洗い替え) (4)
桐の小物 (9)
桐たんすの豆知識 (4)
木工 (29)
鉋 (10)
研ぐ (5)
伝統工芸 (21)
岸和田&『カーネーション』 (9)
イベント (14)
写真・旅行 (25)
タヌキとワンコと家の庭 (12)
グルメやら音楽 (16)
ブロガーさん (5)
未分類 (3)
初音の家具 (2)
よもやま話 (1)

リンク

このブログをリンクに追加する

最新コメント

にほんブログ村

プロフィール

Author:大阪の桐たんす職人
東京生まれ。でも関西弁が好きで、関西に来てしまいました。
桐たんす屋ばっかり3社目で、現在は岸和田の「初音の家具」にいます
伝統工芸士:学光です

最新記事

最新トラックバック

カウンター

月別アーカイブ

あしあと

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。