大阪の桐たんす職人、喜んでハマる

2017-09

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ちょっと難しい(桐たんす選びのポイント) - 2011.11.12 Sat

いつも以上にかたーい内容ですが、
桐たんすの基本となるものですので、材料の産地について、ちょこっと。

桐の木というのは、わりあいと身近に生えているんです。

桐の木

5月ごろ、ちょうど藤の季節に、同じような色合いの花を咲かせています。


ただし、桐たんすに使う桐は、それ専用に育てられています。


そして、今日のポイントは、、
日本とアメリカの桐はいいものですが、中国の桐はあまり良くない。
ということです。



『成長が早い』というのは、桐の1つの特徴です。

昔は『女の子が生まれたら桐の木を植えろ。』などと、言われまして、
その娘さんが嫁入りする時に、その木を使って桐のたんすを作ったという。
そのくらい、つまり、たかだか20年くらいで桐の木は成長するという話があります。

桐の木


その成長の早い桐は、寒い地域で育つものが良し、とされています。



難ありという、中国産は我々が言うところの『さくい』
スカスカで、もろい感じなんです。
木目はぼんやりしています。

より暖かい所で育てているのか、土質が違うのか、より白っぽい感じなんです。
ですので、耐久性、たんすとしての性能に、やや劣ると、考えられています。

が、値段が安い。
ですので、ホームセンターの木材コーナーにある桐は中国産がほとんどと考えていいでしょう。
そして、桐たんすにも使っているものが見受けられます。




うちの桐たんすには、いっさい中国産材は使ってません。
桐たんす


当然、『高価な着物の収納には、国産ないし、アメリカ産の桐で作られたものを選んでください!』
と、言いたいのですが、

見分けるのが難しいというのが、また問題です。


しかし今日は、難しいのは承知の上で、話をしてみます。

よりどころとするのは『木目』です。

木目というのは『冬目』と言われるもので、分かりやすく言えば『線』の部分のことで、
これが、あいまいになりがちなのが、『中国産材』です。
桐の木 中国産材

つまり、冬の間も、なんがしかの成長をしている、のでしょう。


日本の桐は
桐の木 国産材

アメリカは
桐の木 アメリカ産材

このような感じです。
アメリカ産は日本産の桐よりも、もうひとつ木目が細かく、しっかりしています。

もちろん、自然のものですので、全てがこれで判断出来るものではありませんが、
代表例として、このような傾向があります。


いかがでしょうか?
違いは分かりますか?

はい、実際にお店で見極めるといのは難しい話ですねえ。

現実には、信頼できる店員さんにたずねる、ということになる、と思います。
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● COMMENT ●

おはようございます、

じゃあ、うちのは何処のかな、

見てみましたらね、よう分かりませんわ、

板目じゃなくてね柾目なんだけど、

はっきりと筋目も通っているし、

何十年も昔のだから・・・と納得。

Re: wakasaママ さん、こんばんはー

お付き合い下さって、ありがとうございます!
感謝です!!

そうですよねえ。
見慣れてない方が、いきなり実際の木で見分けるのは難しいに決まってますよねえ。

ただ、現在では中国産材が使われていることも多いので、これから購入される方に、知っておいてもらえたら、と思い記事にしてみました。

おそらく、wakasaママさんのたんすは年代的に見ても、国産のものだろうと思います。


内容とは関係ありませんが、今日は京都へ行ってました。
市内だったので、紅葉が見事!という所ではありませんでしたが、所々にある桜はいい色になってました。
あったかくて、気持ちの良い日でした。

ありがとうございます!

おはようございます

おはようござます 桐の木と花、初めてみたような気がします
こんど、ホームセンターの木材コーナーに行ったときにじっくり
見てみたいと思います。

Re: yoreyoremanさん、こんばんは

桐の花は初めてでしたか。
材料の話だけではあまりにも堅苦し過ぎるので、桐の木と花ものせました。

来年の話になってしまいますが、yoreyoremanさんには、ぜひご覧になっていただきたいですねー。
都会にポツンとあったり、山にも生えていたりしますので。

「こんな所にあったよー」なんて、ブログで紹介していただけたら嬉しいですねえ。


桐はほんまに軽いですよ!


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大阪の桐たんす職人

Author:大阪の桐たんす職人
東京生まれ。でも関西弁が好きで、関西に来てしまいました。
桐たんす屋ばっかり3社目で、現在は岸和田の「初音の家具」にいます
伝統工芸士:岩本学です

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