大阪の桐たんす職人、喜んでハマる

2017-02

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桐のマークは良いマーク - 2016.02.07 Sun

毎日作っている桐たんすですが、

その桐の木には5月ごろ、こんな花が咲きます。
それを図案化したもの、いわゆる紋章がこれです。
桐の花 五三桐

紋章の中ではメジャーなもので、ご存知のかたもおられるかとは思いますが、
葉っぱがあって花が上にあります。

木全体はこんな感じに。
桐の木

桐の木の特徴に成長が早いということがあります。
花も上に向かって咲く。
花色は高貴とされる紫。

詳しくはウィキペディア「桐紋」を見てもらうほうがよいとは思いますが、
昔から桐はその木材としての有用性(大切な物、お宝は全て桐の箱、箪笥などに納められて来ました。)とも相まって、
桐紋は重用されてきました。


かの太閤さん、豊臣秀吉もみずからの紋章に採用しています。
「太閤桐」
太閤桐

また、その太閤さんへの敬意から、工場の面々が所属しているわが春木旭町のだんじりも、桐の紋章を使っているので、
だんじり倉庫の扉にも大きく描かれてます。
春木旭町だんじり 桐の紋章

桐紋には「五三の桐」と「五七の桐」花びらの数で二種あります。
五七桐

醍醐寺にも使われていますし、
醍醐寺 桐の紋章


ここにもあります。
桐のマーク

ホテルでもこんな桐のマークがあったり、
ホテルグランヴィア 桐の紋章

さらにはこんな方々も。
桐の紋章 政府の紋章
日本の政府の紋章は桐です

こんなところにも。
桐の花 五百円硬貨

桐はけして馴染みの薄いものではありません。
桐のマークは良いマーク、なんです。
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伝統工芸・高岡 - 2015.11.16 Mon

みなさま、たいへんごぶさたしております。

今月はじめ、富山県の高岡市での伝統工芸の全国大会に行って来ました。
いにしえを感じさせる町並みがあります。
高岡の町

前田家の流れをくむ高岡市は
伝統的工芸品も多く歴史に包まれた町です。

蔵の壁には動物たちが・・
高岡の町

ただ、すっかりブログから遠のいてる自分、
記事にする心構えのないままフラフラと・・
かいつまみながらの紹介です。

高岡漆器です。
高岡漆器
これは、参加の記念品としていただいたもの。
チューリップがかわいらしいです。

高岡には大仏さんがおられます。
高岡大仏 高岡大仏「
三大大仏とされるものの1つです。

御車山(みくるまやま)という山車によるお祭りがあり、その装飾はじつにきらびやか。
御車山

お祭りを紹介する会館もあります。
で その会館の方にオススメのお茶処を尋ねるとおいしいシュークリームがあるとのこと。

こんな町中の風景を見ながら・・

富山道路標識 高岡路面電車

「COMMA, COFFEE STAND」に到着。

が、シュークリームは売り切れで・・・・
食べられなかったのがこれ


かわりに教えてもらった「大野屋」さんでのお土産は・・

「高岡ラムネ」
高岡ラムネ 大野屋

「とこなつ」
大野屋 とこなつ 大野屋 とこなつ


そして、これは高岡じゃないんですが、富山の不破福寿堂の鹿の子餅。
不破福寿堂 鹿の子餅

フワフワです。
不破福寿堂 鹿の子餅


越中和紙のブックカバーをお土産にしました。
越中和紙

ちょっとマリメッコを思わせる色使い。
じょうぶでしなやかな和紙だそうです。

ザクザクと駆け足ですが、今回はこれにて失礼します!
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さらに続いて 研ぐ!(平ら) - 2015.09.06 Sun

せっかく砥石の平らがキープされていても、
手の動かし方がまっすぐでなければ、しのぎ面の平らは実現できません。

刃物を保持して砥石の上で平行に動かす。
そのために意識していることの幾つかを書きます。

夏の終わりの空

1.押す時にだけ研ぐということ

砥石には方向性はありません。
ノコギリのように引く時に切れるという方向性は無くて、
押す時も引く時も研ぐことは可能です。

でも自分は、引く時は戻すことだけに専念して、
押す時にだけ刃物を削るようにしてます。

一般的な研ぎのシャカシャカやってるイメージのそれじゃなくて、
ギューー・スッ、ギューー・スッ、ギューー (押す) スッ (引く)

こういうイメージのビートです。強弱があります。

何故か?
押す時のほうが安定していると考えているからです。

引く時はブレが生じやすい。
ブレることで、しのぎ面の平面、特に刃先を良くない形で削る危険性が高いからです。
研ぎ

ノコギリなどは引く時の方が安定しているのですが、
鉋の刃は頭でっかちのものが斜めになっているので、
どうしても、引く時には不安定になります。

また、
2.その引くときは、
押すべき方向の真反対に引くように意識しています。
これも大事なポイント

コツと言っていいかも知れません。
2次元でなく3次元的にまっすぐ引いてまっすぐ突く。


言葉では伝えにくいですよねえ。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


もう1つ大事なことは、
3.ゆっくり研ぐ。ということです。

ちゃんと刃物をちゃんと砥石面につけて、ゆっくり移動させる。

つまり、刃物を浮かさないということです。
特に刃先は浮きやすい。

砥石の凹凸はとても小さく
ガラス砥石 シャプトン
この砥石にも書かれてますが、
砥石の粒はわずか数ミクロン。

そこに刃物を引っ掛けなけりゃいけないわけです。


さらにポイントは
4.少ない水で研ぐ。
砥石の上にかける水をあまり多くし過ぎない、という言い方になりますか。

これも、上滑りしにくくするためです。


5.砥石の高い位置で研ぐ。
平らな所で研ぐ、というこれまでの話の繰り返しとも言えますが、
砥石はなかなか完全な平らにはしにくいもの。

なので、わずかな凸凹がある場合へこんでいる所は避けて、
高い所高い所を選んで使うようにします。
定木をあてて、より確実に低い所を避けることが肝要と思ってます。

夏の終わりの空


ネットを見ると、ノミを引いて研いだり、
鉋の角度をキープするのに治具を使う手法、
2分、3分という短時間で研ぐ、など色んなやり方に出会います。

いくつか工場を見てきましたが、
砥石面の平らをほとんど修正せずに仕事をする人。
全く違うやり方で日々の仕事をこなす人。

様々なスタイルがありますし、とらえかた、考え方も様々です。

なので、こんなん書く必要ないか?とも思ったりしますし、
そもそも、口で説明しても伝えるのは難しいしことです。

ふた月も間あけていましたしねえ・・・
・・・まあ、それでも書いてます。
書いたりなんかしています。

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Author:大阪の桐たんす職人
東京生まれ。でも関西弁が好きで、関西に来てしまいました。
桐たんす屋ばっかり3社目で、現在は岸和田の「初音の家具」にいます
伝統工芸士:学光です

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